【スープラ90系】2シーターに割り切られた「ピュアスポーツカー」の凄さとは

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【スープラ90系】2シーターに割り切られた「ピュアスポーツカー」の凄さとは

スープラ90系がついに発売されました。実にスープラ80系から17年の歳月を経て、ついに登場です。今回の改良点は、全長が少し短くなったのもありますが、内装が大幅に変更されています。それは、4シーターから2シーターに変更になりました。今回は、2シーターに変更された本当の理由を掘り下げていきます。

出典:http://www.photo-ac.com/

スープラ90系で2シーターが採用された本当の理由

ラグジュアリーなGTカーからスポーツカーへ

結論として、兼ねてよりトヨタ自動車は、スープラをスポーツカーとして販売したかったとうのが今回のプロジェクトを動かした本当の理由のようです。歴代スープラのコンセプトは、ラグジュアリーなGTカーでした。時代の流れというか、トヨタ自動車は、疑問を感じていたようです。スープラはやはりスポーツカーというのが、いつしか合言葉のようになっていました。今回ついにその企画が実現しました。時代が来たのです。スポーツカーを謳うのであれば、GTカーを捨てなければなりません。しかし、それは、社内、主に営業部と激しく揉めることになりましたが、押切り2シーター化を結構したのです。こうして、スープラ90系はスポーツカーとして誕生しました。 3

トヨタ自動車が出した結論とは

トヨタ自動車が出した結論とは、「ピュアスポーツ」の凄さです。ガチのスポーツカーに難しい考えは不要でした。スポーツカーは、速い、実にシンプルですがこれが真実であり、これ以上何もありません。つまり、シンプルに速いのがスープラです。今回のスープラ90系は、ノーマルチューンでも十分に速いという試乗感想が続々と届いていると言います。さらに、スポーツカーとしての気持ちの良い走りに関しては、評価が高いのです。これが、トヨタ自動車の出した、スープラ=ピュアスポーツということなんでしょう。 4

まとめ

スープラ90系2シーターに割り切られた「ピュアスポーツ」の凄さについて、掘り下げてきました。GTカーからスポーツカーへの進化。いろいろ試練も多く17年は短すぎたのかもしれません。しかし、よく販売までこじつけてくれたと拍手喝采を送らずにはいられません。トヨタがライバル視した、ポルシェも射程圏内と推測します。今後のトヨタ自動車がどんなピュアスポーツカーを出してくるか想像できませんが、いちファンとして注目していきたいと思います。