スープラ17年ぶりに復活
17年ぶりにスープラが復活します。業界はその話題で持ち切りです。5代目スープラは90系となります。
今回は、スープラ90系の復活までを振り返ってみようと思います。
目次
スープラ復活!スポーツカーの歴史に名を刻めるのか?
今はスポーツカーが売れない時代
2019年になった今でも、昔のようにスポーツカーが飛ぶように売れなくなってしましました。その中でもトヨタ自動車のスープラの新車発表でした。これには、多くのオーナーも関心を寄せました。トヨタの開発者は、発表会でこう言ってます。
「スポーツカーは売れないといった冷ややかな目で見る人も多い。とはいえ、売れないからやめるというのはいかがなものか? 儲からなければ儲かるまで、売れなければ、買ってもらえるようになるまで、改善を積み重ねていくのが本来トヨタのあるべき姿であると思う」
この執念ともいえる発言は、さすがとしか言えないと思います。プロだからこそなせる発言に違いありません。
また、車は五感で感じるものであることを継承しなくてはいけない。もっと面白くしたいとも言っています。開発者ならではの遊びを取り入れた車に対する哲学が伝わってきます。 6 7
大成功!大注目のスープラ
開発者の絶対的な自信をもって発表に至ったスープラ90系ですが、2019年3月から予約注文受付がついに始まりました。これには、多くのオーナーが殺到しました。一瞬にして初回生産を完売してしまいました。これには、トヨタもガッツポーズでしょう。いくらスープラが人気の高い車であったからとはいえ、なかなかスポーツカーの売れないこの時代に完売できるのは、開発者みょうりに尽きると思います。このことから多くのファンが復活を待ち望んでいたことが伺えます。 8 9
スープラはスポーツカー
業界では、スープラはスポーツカーと呼ぶことに違和感があるようです。というのも、スープラは、GTであり、リアシート(※)があるのが特徴です。本来スポーツカーにリアシートはない。スープラがこのGTを捨てるというのであれば、スポーツカーとして見れるというのは、スポーツカーファンの言い分です。
ここで確認しておきたいのがスポーツカーの定義です。
車両重量1トンに分水嶺があるのが通常だという。しかし、スープラは1.4トンもあるためスポーツカーと呼ぶのはどうかという話です。有名な話、スープラは直列6気筒エンジンを搭載するくらいなので重量がとにかく重いのです。これは、スープラのデメリットでもあります。つまり、専門家での憶測もあるが、リアシートを諦め、曲がることを最優先で決めたディメンジョンとしてトヨタはスポーツカーと呼ぶことにしたのだという。 10
※荷物のおけるスペース
まとめ
スープラの新車発表会は大盛況であったようです。今でもこれだけファンが復活を待ち望んでいた車は、あったでしょうか。なかなかスポーツカーが売れないこの時代に非常に活気のある元気の出るニュースでした。今後もスープラはどんどん進化していくと思います。開発者はさらに上を目指して日々研究をしていると思います。今後が楽しみです。
- https://gqjapan.jp/car/news/20190520/toyota-supra/page/4 ↩
- https://dime.jp/genre/642772/ ↩
- https://gqjapan.jp/car/news/20190520/toyota-supra ↩
- https://toyokeizai.net/articles/-/214268?page=4 ↩
- https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1812/17/news023_2.html ↩
- https://gqjapan.jp/car/news/20190520/toyota-supra/page/4 ↩
- https://dime.jp/genre/642772/ ↩
- https://gqjapan.jp/car/news/20190520/toyota-supra ↩
- https://toyokeizai.net/articles/-/214268?page=4 ↩
- https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1812/17/news023_2.html ↩